歴史研究

歴史研究 · 19日 7月 2018
誰もが知っている世界に君臨するハイブランド「エルメス」。私も大好きなブランドだ。実は、エルメスと日本には深い関係があることをご存知でしょうか?今日は、エルメスと日本の関係について、そして、7月14日に岐阜県羽島市にあります千代菊酒造さんで行われたジャズライブの様子、そこでのライブステージに立った川鰭祐子(かわばたゆうこ)さんとの出会いのエピソードまでを語り尽くします! 
 
 7月17日、安倍晋三首相と欧州連合(EU)の首脳は、東京都内で経済連携協定(EPA)に署名した。2019年春の協定発効を目指し、それぞれに議会承認手続きを進める。協定が発効すれば日欧双方が関税を即時か、段階的に引き下げる。様々なモノの値段が下がる中、ブランド品はイメージ戦略によって高価格が維持される可能性がある。私の予想では、エルメスの価格はこれまでとさして変わらないだろう。エルメスが値下げするとか、全く想像ができないし、ファンとしては、別にあえて値下げしてほしくもない。  今更説明の必要もないだろうが、エルメスは1873年に馬具工房からスタートしたフランス屈指のラグジュアリーブランドだ。そして、意外なことにエルメスと日本の関係は深い。実は、エルメスのフランス本社元副社長を長年務めたのは齋藤峰明さんという日本人だった。そして、齋藤さんは、とある雑誌のインタビューで、ライバル会社を日本の老舗企業である「虎屋」だと答えている。エルメスという会社は、500年続いた「虎屋」のような「老舗」たる姿勢にこそ、目標を置いているのだ。  二つの会社の共通項と言えば歴史だ。エルメスの創業は1873年なので創業は185年、立派な百年企業だ。因みに日本の百年企業は2万5000社ほど。創業200年を超える会社は3100強、虎屋のように創業500年を超える会社は40社ほどある。とはいえ、この傾向は世界の中でも特異で、創業200年を超える会社は世界でも5600弱、その半分以上を日本が占める。  ところが、このエルメスをもライバルと言わせる日本の老舗企業が今、後継者問題で苦境に立たされている。2018年5月のデータによると、創業100年を超える企業のうち、2017年度に倒産、あるいは休廃業した企業数は過去最多に上った。背景には業績悪化だけでなく、後継者不足による「黒字廃業」の例もある。老舗企業は雇用だけでなく文化的側面でも地域で果たす役割は大きい。老舗を含めた中小企業の事業を存続させようと、金融機関や企業の動きも活発化してきている。けれども、私が考えるに、若い世代の人達は、日本の伝統を守ることよりも、IT関連の事業で成功することに興味を持っているのではないだろうか。伝統文化を継承していく方が、(株)スマホで働くことより、世界的に見てもよっぽどクールだと思うのだけれど、残念なことだ。  さて、岐阜県羽島市に、千代菊酒造さんという創業元文三年(1738年)から280年続く老舗企業さん(エルメスより約100年以上の歴史がある!)がある。そこでは、毎月最終土曜日に、「280周年を迎える2018年まで続けよう!」という目標を目指してライブ「酒と音楽の夕べ」を続けてこられ、今回(7月14日)が72回目のファイナルステージとなった。一つの企業が280年続くというのは伊達じゃあない。こうしてきちんと地域密着の企業努力をしている、何事も続くには理由があるのだ。    そのライブへ私の友人が招待を受け、行ってきたよとの報告が届いた。そこで歌ったのは「かわばたゆうこ」さんというジャズシンガーさん。素晴らしい歌声だったことは間違いないだろうが、私が感動したのは、その方が骨折していたのに、バギーパンツを履き、ギブスをしているのに松葉杖なしでステージをこなしたということだ。見ている人は、誰も気づかず、ステージ後に話していて、私の友人も気づいたらしい。なんという素晴らしいプロ意識!昨年、足の指を骨折(階段から滑って落ちた)して、何カ月もビービー言っていた私とは大違いだ。  友人から送られてきた写真(だから彼女は座っている)を見て、連絡を取りたくなった私は、早速SNSでメッセージを送信した。そしたら、ちゃんと返事が返ってきた!やり取りはこんな感じだ。  「初めまして!先週末、岐阜の千代菊酒造さんでライブをされたと伺いメッセージします。知り合いが見に行かせていただきましたので、お友達になってもらえたらと思います!よろしくお願いします(^-^)」写真送信「←この人です」  「沢田千津子さま 初めましてー! わあわあわあーー!!はい!もちろん覚えております!とっても楽しくってオシャレなお写真のお方とのおしゃべりは、日本酒ライブ後の余韻で芳醇なワインを飲んでいるような、とってもビビッドな気持ちになりました(^_-)-☆ どうぞよろしくお伝えくださいませー♪お友達申請をありがとうございます!」  私の友達はいったい何をしゃべったのだろうか?すごい存在感を発揮していたのは間違いなさそうだ。とにもかくにも、またお友達の輪が広がって、嬉しくなった!早くお会いしたいな。素敵な歌声も聞いてみたい☆彡その時はまた皆さんにもご紹介しますので、お楽しみに! 
歴史研究 · 12日 7月 2018
突然ですが、クイズです! ①0833、②49108410、③114106、④94940、⑤21000071、あなたはいくつ分かりますか? 昨日は、スマホが現代に欠かせないコミュニケーションツールになっていることについて書きました。今日は、私がまだ学生だった頃の1990年代までさかのぼり、ポケベルに始まり、現代では芸術にまで昇華した絵文字「EMOJI」など、携帯型コミュニケーションツールの変遷について振り返ります! クイズの答えは続きを読むボタンを押して、ご覧ください!
歴史研究 · 14日 6月 2018
「18歳で成人」2022年4月から成人年齢を20歳から18歳へ引き下げることなどを盛り込んだ改正民法が13日、参議院本会議で可決・成立した。海外では日本のトップニュースとして扱われているこの話題、日本ではどうも関心が薄いらしい。今回の民法改正によって、日本の若者にどんな変化が起きていくのか?懸念される問題点と、それに対して私たちが今からできる対策とは何か?そして、WILLNEXTの研究テーマである、「明治時代以前の暮らしに戻していく」というキーワードとの関連性とは?過去の歴史を紐解きながら、現代の問題について一緒に考えてみましょう!  昨日13日、改正民法が成立し、2022年4月からは18歳で「大人」になる。これは、私達WILL NEXTの研究テーマである「明治時代」以来続いた大人の定義が変わるということで、私は興味津々!早速しっかり研究し、後日、皆さんにお伝えしようと思っていたのだが、今朝の日本の新聞の紙面(「低い関心」と報道)と、海外ニュース(「日本のトップニュース」として報道)を見比べたときに、あまりの関心度の差に驚いたので、先に皆さんにお伝えすることにした。  まず、簡単な歴史的背景についてお伝えする。徳川時代において、日本では通常15歳を成人としていた。日本で初めて成人年齢が「20歳」とされたのは、明治9年の法令にあたる太政官布告である。それ以来、およそ140年ぶりの法改正となる。私たちが研究している環境問題と同様、法律の分野でも明治時代以前の日本の生活(法律が変わるということは暮らしが変わるということ)に戻していくという動きが、実に興味深い。  今回の改正の背景には、少子高齢化の進展で働く人が減ってきたという現状から、18歳と19歳の若者に早く社会参加をしてもらうことで少子高齢化が進む社会に大きな活力を与えたいという政府の考えが関係している。要するに、「少子高齢化社会を支えるために、若者は早く働いて日本を支えてくださいね」ということになる。その証拠に、公認会計士や司法書士、社会保険労務士などの専門資格を得られる年齢も18歳に引き下げられる。  また、他には女性が結婚できる年齢を16歳から18歳に引き上げて男女ともに結婚できる年齢を18歳とすること(SDGsの5項目目:ジェンダー平等の実現にもマッチしている)や、パスポートの取得、親などの同意なしにローンやクレジットカードの契約を行うことなどは18歳から可能とするよう関連する22の法律も改正された。有効期限が10年のパスポートの取得や、日本と外国の両方の国籍を持っている人の国籍選択、性同一性障害の人の性別変更の申し立てなども18歳から可能となる。一方、飲酒、喫煙、公営ギャンブルは20歳未満は禁止のままである。  その中で、最も懸念されているのが成人年齢の引き下げで新たに成人となる10代の若者が「デート商法」「マルチ商法」などの悪質商法の被害に遭うことだとしており、政府は今月、消費者被害拡大を防ごうと、改正民法に先立ち、「改正消費者契約法」を成立させた。消費者庁や文部科学省は、高校生らへの教育を強化するとしている。  高校生らへの教育……うちの高校生の娘も気が付けば今月で17歳になる。これが今2022年だとしたら、もうすぐ成人の仲間入りということだ。そして、それは親の私から見ると、かなり心もとなく感じてしまう…( ;∀;)  私が娘の将来の為に出来る事として今しているのは、仮に娘が何か金銭などのトラブルに巻き込まれた時にも、それをすぐ察知できる、もしくは相談できる相手として選ばれるように、娘とのコミュニケーションをとっておくこと。そして、お金の管理方法や大切さ(稼ぐことの大変さ、賢い使い方、資産形成の方法等)を教え込むことだ。最近は、昔のように勉強を教えることはなくなったが、その代わりに大人になってから必要な、学校でする勉強とは別の知識や考え方を伝えていこうと思っている!(*^-^*)
歴史研究 · 26日 4月 2018
私はたまに美術館へふらりと立ち寄るのですが、一番好きな時代が印象派です。今回訪れたのは、六本木にある新国立美術館で開催されている、「至上の印象派展 ビュールレ・コレクション」。そして、印象派の時代背景は、偶然にもWILL...
歴史研究 · 17日 2月 2018
今日は、最近若者の間で大人気の「インスタグラム」について。なぜこんなにも流行っているのでしょうか。それは、1995年に始まり大流行していた「プリクラ」に端を発しています。私も、大学時代には友達とゲームセンターへ行き、プリクラ帳を作って撮った写真を交換し合い、よく遊んだものです。そしてあれから20年以上経った今でも、女子中高生の間でプリクラは相変わらず人気があります。目が大きくなったり、あごがシャープになったり、肌がきれいになったり、とにかく盛れる機能がすごいのです。もう、本当にビックリします!そんな中、2014年に日本に登場したインスタグラムは、プリクラ世代が、違和感なく使えるおもちゃとなりました。インスタグラムという、高画質の写真撮影機能がスマホに入ったことで、いつでも何処からでも自分の姿や日常の風景を撮影し、発信し、楽しんでいるのです。ゲームセンターへ足を運ばなくても、プリクラの機械を持ち歩けるようになったようなものなのですね(^^)。卍!