・スモーキーマウンテンのゴミの山

・グリストラップ               ・放置されたトイレ

研究内容(開発済み)


COC(アンモニア臭分解剤)1996年

 自分の周囲の悪臭を安全に消したいという思いで開発。これまでの消臭剤では完全に取り除くことができなかった悪臭の一つであるアンモニアを科学的に分解することにより、根本的に悪臭を取り除く脱臭(天然アンモニアの無臭化)に成功。アンモニアの他、メチルメルカブタン、トリメチルアミン、硫化水素臭等も脱臭可能。脱臭メカニズムは、ナノ分子の脱臭成分が悪臭を包み込み、悪臭を閉じ込めて中和分解する。消臭後にマスキングが取れても、脱臭分解をしているため、臭い戻りはない。成分にはアルコールや次亜塩素酸水などの化学物質は一切使用せず、19世紀末から日本に存在していた天然由来成分のみで作られている。

・液体タイプ(無色透明・無臭)
  上記参照

 ・液体タイプ(無色透明・ヒノキの香り / 無色透明・イ草の香り)(2015年)
  噴霧し、悪臭のみを脱臭後、ヒノキ、イ草の香りだけを残すことができる。
 
 ・乾燥タイプ(無色透明・無臭)(2014年)
  液体のCOCを含ませた物体を乾燥させても、周囲のアンモニア臭を消すことができ、
 またその物体にアンモニアを吹き付けても無臭化できる。
 
 ・ジェル状タイプ(無色透明・無臭)(2014年)
  液体タイプの物より、粘着性、効果の持続性がある。


・河川の汚染原因(ゴミ、廃棄物)      ・大気汚染

・公衆道徳の欠落


・下水の排水溝


・家畜の糞尿による環境汚染


アンモニア無臭化実験

悪臭の原因(カエルの死体)


アンモニア無臭化実験(デジタル臭気計にて計測)

脱臭データは臭気計で計測し、データ化され立証されています。


アンモニアの揮発性を検証します

WILL NEXTの行っている検証実験では、アンモニアの揮発性を利用した脱臭実験ではないことを証明しています。


悪臭の原因(浴室のカビ)



・火葬場

9月11日 事前調査

内部状況確認
 
臭気濃度測定
 
80~95程度を確認
 
玄関周りが一番高い数値を記録

9月13日 清掃作業


 
すすけた部分は削り落とす。
 
床板、銅縁等は現場の都合から撤去断念のため、洗浄剤を念入りに洗浄。
 
光触媒入り洗浄剤で各部洗浄。
 
玄関扉とサッシは後日交換予定ですが、一緒に洗浄します。
 
外壁も同じ洗浄剤で洗浄。
 
 
清掃後、臭気測定器の数値は50程度に下がり安定しますが、資格臭気が気になります。

9月14日 脱臭作業

 
オゾン脱臭とCOCで作業を進めます。
部屋全体にCOCを散布します。
オゾン発生装置で部屋の濃度をMAX1.0ppmで調整します。
昼間のみオゾン発生装置を作動させ脱臭作業を継続。

9月29日  脱臭作業&ミスト作業

 
超音波加湿器にてCOCを隅々まで散布します。

9月29日  脱臭作業終了

臭気測定
 
部屋の数か所で臭気測定した結果、28~38の数値となりました。
 当初の数値から比べるとかなり低い数値となっています。
 体感的にも、火災臭はほとんど感じないレベルです。
 隣室、上階の方にも確認してもらいましたが、火災臭は感じないとの感想を頂きました。

臭気数値

今回、臭気測定器と感覚(匂い)で臭気確認を行いました。
 測定器で車内や靴の臭気を測定してみましたが、良い匂い、臭い匂いを数値だけで評価するのは難しいように思います。
 今回の火災臭は臭気数値、感覚臭気もかなり下がっています。
 玄関扉の交換前のため、扉の焦げた部分の見た目で、臭いを感じるような気がします。
 床部分のコンパネは、解体作業などでススが刷り込まれてしまっていますので交換をお勧めします。



Fe2+COC(二価鉄水)2015年

 安全で悪臭のしない肥料を自宅のガーデニングや無農薬野菜の栽培に利用したいという思いで開発。
 当時、大手鉄鋼会社で試験検査官の仕事をしていたこともあり、そこで得た知識をヒントに発想した。 
 
 化学肥料が誕生する明治時代前は、アンモニアを主成分とする人糞、鶏糞、牛糞、おからなどを土にまき、畑の土を鍬で耕すことで、天然の肥料になっていた。昭和時代はトタン屋根、釘、看板など鉄製のものから鉄分が流れ出し、土に含まれていた。また、戦争の足跡として、沈没船が海に沈んでおり、その周辺も鉄分を栄養にして多くの魚が住みついていた。
 そこで、無臭化したアンモニア(COC)に二価鉄を添加することにより、無臭の天然肥料が出来ないかと考えたのである。
 なお、現代は様々な鉄製品がプラスチック(石油製品)に替わったことで、海洋汚染を引き起こす原因の一つとなっている。全世界でごみとなって海に流れ出るプラスチック製品は年に800万トンともいわれ、世界中の海が汚染されつつある。
 2050年には、海を漂うプラスチックが魚の総量よりも重くなるという試算もあるほどだ。
 欧州連合(EU)は、2018年1月、2030年までに使い捨てのプラスチック包装をなくすという計画を打ち出した。
 
 当法人の開発したCOC(アンモニア臭分解剤)は、アンモニア(NH3)の有効成分はそのまま残しているが、このCOCに二価鉄の成分を添加することで、無臭の肥料の開発に成功。通常、二価鉄を使った肥料の製造工程には、少なくとも3か月の期間を要するが、WILLNEXTでは、その所要時間を30秒と、大幅に短縮させることができた。
 
 検証した植物:バナナ(愛知県)、アマリリス、イチゴ、ナルコユリ、カイワレ大根、アジサイ


・害虫による環境問題

バナナの栽培とバナナの葉の活用

 FE2+COCを肥料として与えたバナナです。通常は亜熱帯地方でしか育たないバナナですが、愛知県で成長し、実を付けました。小指一本分の大きさの芽を植えてから、半年でここまで成長しました。バナナの栽培は2006年から毎年行っています。 写真は2017年夏のものです。
 
 バナナの葉は、高級ハワイアン料理の店舗等で料理の皿として高値で取引されています。産業革命以前には、ラテンアメリカ、東南アジア、ポリネシア地域などの発展途上国で調理器具や食器として用いられてきました。魚、肉、ココナッツ、米などを蒸したり焼いたりする時のラッピングとしても使われています。


アマリリスの栽培

右側の植木鉢がFe2+COCを添加したものです。明らかに生育スピードに差がみられます。
Fe2+COCを添加した植木鉢には、最後に新芽が顔を出しました。


鳴子百合(生薬名「黄精」)の栽培


MOS(アルカリ性強力洗浄剤)1998年

手荒れをせず、家庭から排水しても安全に使用でき、尚且つ洗浄力が高いクリーナーを自宅で使用したいという 思いから開発。これまでの強力な洗浄剤は、酸性・強アルカリ性の化学洗剤が主流であり、それらは環境破壊を引き起こし、同時に人体にも悪影響を及ぼすものであった。
 
WILL NEXTは、強力な洗浄力を有しながらも、環境・人体に優しいアルカリ性の洗浄剤の開発に成功。今後は酸性の洗浄剤が使用できなくなることも視野に入れている。
100%天然成分、ノンアルコール、ノンケミカル。水溶性のため、家庭用排水から流しても安全である。 完全無臭。無色透明。洗浄力は、モリブデングリスを溶かすほど強力である。


階段の苔を洗浄(カビ除去効果)

 階段に付着した長年の汚れと苔に、MOSを吹き付けて、一分ほど時間を置き、液体を汚れと苔とコンクリートに浸透させました。
 その後、シャワーの水で洗い流した映像です。この実験により、カビの除去効果が立証されました。


車のホイール洗浄(汚れ除去効果)

 車のホイールの汚れは、熱と混ざり合っていることもあり、非常に洗浄に手間のかかる部分です。MOSを吹きかけることにより、特にこするなどしなくても、汚れがどんどん落ちていくことが確認できます。
 この実験により、MOSが焼き付け汚れの除去に対して効果が高いことが立証されました。


海苔の赤水(色素除去効果)

 毎月11月から3月にかけて、海苔の生産が始まります。海苔は古くは江戸時代から生産が行われ、毎日の食生活や日本食ブームにより、今でもなくてはならない大切な食材として親しまれています。海苔加工場では、この季節になると海苔抄きと呼ばれる大量の水を使ったときに排出される赤紫の水に悩まされています。これらは天然色素なのですが、赤い水が河川、海へと流れていきます。赤く濁った排水河川は海苔の腐敗臭で生活環境を悪化させています。
 
 これまで、様々な方法(細胞による曝気・バクテリアによる脱色・脱臭など)でこの悪循環を改善する試みがなされてきましたが、残念ながら未だ解決されてはおりません。WILLNEXTでは、海苔の色素を徹底的に研究し、自然の海から取れた物質を使い、100%天然原料のみで、あの厄介な海苔の色素を脱色することに成功しました。
 
 もちろん、化学薬品は一切使用しておりません。上の画像は、海苔の赤水にMOSを数滴入れることにより、赤水の除去に成功した実験映像です。


廃食油100%で走る車 2007年

 地球温暖化防止の一環として開発。CO2排出量ゼロの低公害車。WVO(Waste Vegetable Oil)車であり、燃料にはガソリンや軽油ではなく、植物油の廃油を利用。使用済みの天ぷら油のみを燃料タンクに入れて走ることができる。燃料は100%廃食油だが、国土交通省の車検検査場で認可も得ている。車種は、世界基準に合わせてドイツ車(2社)を使用。世界最古の車メーカーであるメルセデスベンツ社と、フォルクスワーゲン社である。EU加盟国では、地球温暖化係数(GWP)が150以上の冷媒の使用を禁止するカーエアコンMAC指令が施工され、2017年から欧州域内で新車販売されるすべての乗用車が対象となっている。代替フロンであるHFC-134aは、GWPが1410の為、使用できない。
 
 
 今後ますます自然冷媒の必要性が世界中で高まるであろう。


オゾン発生器 2011年

自分の周囲の悪臭を消したくて、開発。問い合わせのあった火事物件の悪臭除去等に使用。